2020年10月1日。
10月の初日というのに、東京証券取引所では、株価などの相場情報を配信するシステムに障害が生じたとして、午前9時の取引開始から全銘柄の売買を停止して、終日の売買停止を発表しました。
東証でシステム障害!機器故障が原因?2020年10月1日の月初から終日売買停止!復旧の目途は?
東証は1日、システム障害の発生により全銘柄の売買を終日停止すると発表しました。売買が終日止まるのは、全面システム化された1999年5月以降初めて。#東証 #システム障害 pic.twitter.com/tBVoeN9IPT
— 時事通信映像ニュース (@jiji_images) October 1, 2020
お昼のNHKのニュースでも取り上げられていて、株のことなどもよく分からない一般人でも「なんだか大変な事になっているみたい・・・。」という感じです。
システム障害の原因は?
朝日新聞デジタルによりますと
機器の故障が原因とみられ、復旧のめどがたたないためで、同じシステムを使う名古屋・福岡・札幌の各取引所も同様に停止した。
システム障害による終日の売買停止は初めて。
機器故障が原因のようです。
とあるサーバーもダウンしたりして、サイバー攻撃では・・・?などと思ったりもしますが・・・。
東証によると、午前9時からの取引開始前に株価が表示されないことがわかった。
サイバー攻撃やプログラムの不具合ではなく、機器の故障の可能性があるとみて詳細を調べている。
あくまでも「機器の故障の可能性」という事です。
既に出ている注文は無効となり、時間外取引も停止した。
システムが原因で全銘柄が一時売買停止となる事態は2006年1月にも発生している。
システムトラブルは約15年ぶりに起こったようです。
サイバーテロ??#東証
— ケニーさん (@kennysan00) October 1, 2020
#東証 やば。
まさかサイバー攻撃じゃないだろうな。
— Miu (@wetalktothemoon) October 1, 2020
サイバー攻撃の可能性に怯える方も・・・。
ネットの反応は?
ハードウエアのほとんどは二重化されているだろうから、
機器故障だけが原因で全面ストップは考えづらい
おそらく系切り替えのプログラムに不具合があったのだろう
基幹も基幹なので、二重、三重と耐障害を考慮しているはずですよね。
バックアップ先の機器、何台もが故障となる程の事態って相当な確率でしかならないし、耐障害訓練等も含めやっているので、機器障害だけではないと思いますね。
機器は普通、冗長化されているはず。
同時に複数壊れない限り、大丈夫でしょ。
別の原因だと思うけどなあ。
もしほんとに機器の故障なら、逆にやばい。
あはは。機器の故障だとぉ?
重要なシステムほど、機器の故障を想定して、別のラインで、機器を複数持つのが日本の危機管理常識。
もし、故障が本当ならば、東証職員上層部はクビ。
いや、損害賠償対象だよ。
まあ機器故障の線は薄いのかと。
キーワードとして思いつくのは、半期の決算、運用保守人員契約更新、担当者交代、月次更新、証明書更新、とかかな。
明日は我が身。言い訳は後回しにしてとにかく業務復旧を。SEがんばれ!
通常、二重化、予備機などシステムを止めない対策を二重にとっているので、稼働中の機械が故障、トラブルが発生しても、直ちに予備機と切り替えるので、システムが一日止まることはあり得ない。また、パーツなら、直ちにパーツ交換できるので、1日止まることも考え難い。
正確な報道を期待する。
自分は買い注文を出していて買えなかっただけで済んでるけど、すぐ現金化したくて売り注文を出した人や信用取引の追証。
また機関投資家等、プロの人達はかなりの被害になる。
しかも夜中にダウが上がって、日経平均も今日は上昇を期待出来たのにそれもなし。
東京証券取引所の信用失墜含めてかなりのダメージになるね。
1日の停止で済めばいいがな。今週いっぱい停止とかなら、日本沈没だろ。
デジタル庁は、これを解決しないと。国の一大事。
障害対策でシステムの二重化はやっていたはずなのに、システムが停止するとは、原因を調べるのはかなり時間がかかると思うよ
今回のトラブルは、かなり奥が深いです
終日とは相当重症。原因すらわかっていないのでしょう。引責問題は避けられないな。
東証復旧の見込みは?
コメントにもありますが「終日」取引停止とは、「重症」でしょう。
今日の1日で済むことなのかと思いきや・・・
毎日新聞では
復旧の見通しは立っていない。
システムの復旧と明日以降の売買再開時期については未定としている。
時事通信では
復旧のめどはたっておらず、国内の金融市場の混乱が拡大しそうだ。
と、復旧の見通しは立っていないといいます・・・。
明日以降も復旧しないとなると、これは一大事・・・。
朝日新聞デジタルでは
東証は9月末現在で約3700社が上場し、ニューヨークやロンドンなどと並ぶ世界有数の取引所。
株式売買という金融のインフラが機能しなくなり、国内外の投資家の資金運用や上場企業の資金調達に影響が及ぶ。
日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった代表的な指数の算出もできていない。
既に出ている注文は無効となり、時間外取引も停止した。
国内だけではなく、海外の投資家などにも大きな影響が出そうですね・・・。
東証が16時半から記者会見、システム障害について説明 #東証 #システム障害 #記者会見 #ITシステム #業界動向 https://t.co/c6isV9EFMf
— 日経クロステック IT (@nikkeibpITpro) October 1, 2020
10月1日の16時半から記者会見があるようです!
早急な原因究明と復旧を祈ります!!