このたび国土交通省が、全国の高速道路の料金所をETC専用にする方向で検討しているというニュースが流れました。
将来的に現金などで支払う有人の料金所をなくし、すべてETC専用にすることを目指すのだそうです。
めったに高速道路を使わないドライバーにとっては、年に1回使うかどうかわからない高速道路のためにわざわざETCを付けなければならないのか…?と少々疑問ではあります。
高速道路料金のETC化で現金払いできなくなる?現金派は?取り付け費用は?
今回は、高速道路の料金システムがすべてETCになったら、現金派はどうしたらいいのか?っということで、年に1回使うかどうか分からない人がどうしても使わなければならない場合、すぐに取り付けられるのか?ETCってどのぐらい費用がかかるのか?について調べてみます。
ETCの取り付けにかかる費用ってどれぐらい?
まずは「ETC」自体はいくらぐらい?
「価格.com」で「ETC車載器」を見てみました。
一番安いのが、デンソーのDIU-9401で、5,100円。
売れ筋は6位でした。
一番高いのが、三菱電機のEP-B016SRBD [グロスブラック]で、50,000円。
売れ筋の順位は書いてないので、「売れ筋」ではないようです。
取り付け費用などはいくらかかるの?
どうやら、ETCは「取り付け」るだけではなく「セットアップ」というのも必要らしいのです。
有名どころのオートバックスやイエローハットでETCを取り付けて貰う場合、
なのだそうです。
あわせると6,500円ってことですね。
一番安いETCの5,100円のものを買ったとして、11,600円はかかるようですね。
オートバックスでは「ETCコミコミセット」というプランが用意されていて、車載器+取付工賃 +セットアップ料金が込みで1万円前後で取り付けてくれるそうなのです。
そして、イエローハットでも、車載器+取付工賃+セットアップ費用の料金込みで1万円以下のものがあるそうなのです。
こっちの方がお得ですよね!
取り付けは自分でもできるようなのですが、車の電気系統部分を触ったりするようなので、プロに任せておいた方が無難のようです。
取り付け時間はどのぐらいかかるの?
上記の有名どころなオートバックスやイエローハットで購入した場合は、特段混雑していない場合は1~2時間程度で取り付け完了するようです。
車載器をネットで買って持ち込んで取り付けして貰う場合は、取り付け費用が倍になるそうで、時間も3~4時間ぐらい見ておいた方が良いようです。
ネットで安く買っても、取り付け費用が倍なんて、これじゃ意味ないですね…。
そして、取り付けには車検証と免許証が必要になるということなので、要注意ですね!
車の持ち主以外が取り付けを依頼する場合は「委任状」が必要になるので、これまた要注意です!
しかも、ETCを利用するために、「ETCカード」も必要になるのです!!
ETCカードは申し込んでから届くまで1~2週間ぐらいかかるようなので、早めに作っておかなければいけませんね。
そもそもなんで高速料金をETC専用にしようとしているのか?
今回の高速道路料金をETC専用にするということで、国交省としては
人と人が接触する機会を減らすこと
を目的にしているようです。
現金しか利用しない人や、ETCを使えない人などへの対応が課題
であるとは考えているようですが…。
上記で見た通り、ETCを装備するには、少なくとも1万円はかかることになるようです。
年に1回使うかどうかなのに1万円…。
それに高速料金もかかるってなると、なんだか腑に落ちませんね…。
まとめ
国土交通省が全国の高速道路の料金所をETC専用にする方向で検討しているそうです。
年に1回高速道路を使うかどうかなドライバーにとっては、いったいどうなんだろう?というかんじです。
ETC自体の費用は5,000円はかかるようで、取り付け費用などトータルで10,000円はかかってくるようです。
しかも、カードの申込は1~2週間かかり、取り付け時間も1~4時間は見ておいた方が良いようです。
「人と人が接触する機会を減らすこと」が目的であるならば、おサイフケータイや電子マネーカードをかざすだけで改札を通るようにピッと通れるという方法もあると思います。
全部ETC専用にするのではなく、このような方法も考えて頂きたいなと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!