黒川弘務(前東京高検検事長)と、産経新聞の記者2名、朝日新聞社の社員が、緊急事態宣言下で賭けマージャンをしていた問題で、東京地検特捜部は7月10日、4人を不起訴処分(起訴猶予など)にしたと発表しました。
東京地検によると、4人は4月13日と20日、5月1日と13日の計4回、都内の産経記者宅で賭けマージャンをしていましたが、1千点を100円に換算する「点ピン」と呼ばれるレートで、法務省の調査では、現金のやりとりは1万~2万円程度。
東京地検はこれらについて「1日に動いた金額が多額と言えず、事実を認めて反省していることなどを総合的に考慮した」と説明しています。
しかし、法律のプロ中のプロが関わっていた人物が不起訴となった今回の事件について、怒りの声が続出しています!
黒川弘務(前東京高検検事長)が不起訴(起訴猶予)に!なぜ?日本中から怒りの声続出!!
今回は黒川氏らが不起訴処分となった経緯や、不起訴処分となったことについてのネットの声を取り上げていきます!!
告発された黒川弘務(前東京高検検事長)と記者が不起訴処分に!
7月10日配信の読売新聞オンラインによると
賭けマージャン問題で辞職した黒川弘務・前東京高検検事長(63)について、東京地検は10日、単純賭博罪にあたると認定した上で、不起訴(起訴猶予)とした。一緒に賭けマージャンをした産経新聞社の記者2人と朝日新聞社員の元記者も不起訴(同)とした。地検の斎藤隆博次席検事は記者会見で、「射幸性を著しく高めるルールではなく、1日に動いた額も大きくないことなどを総合的に考慮した」と述べた。
地検などによると、黒川氏は緊急事態宣言中の4~5月の4回、東京都内の産経記者宅で、産経記者2人と朝日新聞社員1人と、「点ピン」と呼ばれる1000点100円のレートで賭けマージャンをした。約3年前から同じメンバーで平均月1、2回、賭けマージャンを行っており、参加者間で1万~2万円のやりとりがあった。黒川氏ら4人は地検の調べに対し、いずれも事実を認めたという。
4人は常習賭博容疑で市民団体などから刑事告発されたが、地検は「旧知の間柄の4人が娯楽として行っていた」などとして、常習性を認めることは困難だと判断。その上で黒川氏が訓告処分を受け、辞職し、産経と朝日の3人も出勤停止や停職の社内処分を受けたことなどを考慮し、単純賭博について起訴猶予とした。
黒川氏は賭けマージャン後に産経記者が手配したハイヤーに同乗して帰宅しており、収賄容疑でも告発されたが、地検は「今回は利益の供与にあたらないと判断した」として不起訴(嫌疑なし)とした。
黒川氏は5月の問題発覚後、法務省の内規に基づく訓告処分を受け、同月22日の閣議で辞職が承認された。その後、約5900万円とされる退職金が支払われた。
あくまでも「娯楽」で「常習性」はないとの事ですが、黒川氏らは「月イチ」では賭けマージャンを行っていた事は認めています。
しかし、東京地検は「賭博の種類や賭けた金額、頻度などから常習性は認められない」と判断。
産経記者がハイヤーで黒川氏を自宅に送ったことが収賄にあたるかについても「利益供与とは認められない」とし、「嫌疑なし」と判断しました。
「黒川氏の立場を考慮して起訴の判断もあり得たのでは?」と問われると、斎藤次席は「一般人よりも重く処罰すべきではという指摘は国民感情としてよく理解でき、重く受け止める」としつつ、「法と証拠に基づいて判断した」としました。
なんだかモヤモヤしますね・・・。
ただ重く「受け止めた」だけでしょうか・・・?
ネットでの反応は?
”黒川弘務・前東京高検検事長を不起訴…賭けマージャン問題”
本当に、身内に甘すぎますよね。
国民をバカにするのも、いい加減にしてもらいたいものです。
何で不起訴?おかしいなぁ?
納得できません。不起訴理由を記者会見してください。
法に触れた者を訴追する立場の検察幹部が法に抵触したのに厳しい懲戒処分もされず退職金は満額支給され、告発されても不起訴とは本当にこの国は法治国家なんでしょうか・・・。
『東京地検が黒川前検事長を不起訴処分』
ありえない、、!!
国民をバカにするのも限度がある、、。
ネットのコメントにもある通り「身内に甘すぎる」と思います。
こんな人たちが東大だの国のトップな大学を出て、「法律の専門家」となって、世の中を裁いているのかと思うと、なんだか情けない感じです・・・。
一方では賭けマージャンに対して、
祝、バンザァ〜ィ!
我々も晴れてテンピン麻雀が出来る。
賭博解禁しないといけなくなるよな
じゃあもう日本は賭け麻雀は
ほとんど合法だね^_^
この件を見たら賭けマージャンについても、「なーんだ、”常習”でなく金額も低ければいいんだー!」ってなりますよね。
「ぇ?だって黒川さんもやってたじゃん」っとなるのは、目に見えていますよね。
まとめ
緊急事態宣言下で賭けマージャンをしていた問題で、東京地検特捜部は7月10日、黒川弘務(前東京高検検事長)と、産経新聞の記者2名、朝日新聞社の社員の4人を不起訴処分にしたと発表しました。
東京地検は、常習性が認められず1日に動いた額も大きくないなどから「娯楽」と判断し、不起訴となっています。
しかし、このニュースに国民は「身内に甘すぎる!」と怒りの声をあげています。
法律家のプロ中のプロとしている立場だったハズなのに、さっさと辞職し、5900万円もの退職金を貰って「私は法に触れた事はしていません」とばかりに「一般人」となって飄々と過ごしていけるなんて、なんだか納得いかないですよね!
なんだかこのまま黒川氏に関わる様々な事がうやむやになって消えていくのかと思うと、一国民としてまたもやフツフツと怒りがこみあげてくるのは、筆者だけではないのでは・・・?
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!