乳幼児向けの運動として「両生類のハイハイ」という運動が行われているそうです。
しかし、7月30日放送の『スッキリ』で埼玉県加須市の保育園の画像が取り上げられ、その保育士による「運動」が「虐待なのでは?」と注目されています。
両生類のハイハイ?加須市の女性保育士が虐待?女性保育士とは?以前から問題が?問題動画あり!
問題になっている両生類のハイハイとはどのような運動なのでしょうか?
両生類のハイハイとは?
この運動を取り入れている「滝内保育園」によると
これはカエルのように両腕両脚を広げて床でハイハイをするものですが、片方の脚を大きく開いて前に出し、その親指でしっかり床を蹴るとともに、前に伸ばしていた逆の腕の手の指に力をこめて体全体を前に進める、という動きをすることによって、
①腕と脚を根元から最大限に動かす、
②手と足の指に思い切り強い力をこめる、
③これらの動作を両手両足について総合調整しながらリズミカルに行う、
という普段なかなか出来ない三つの運動要素を含んでいるのです。
このうち、指に力をこめる、体の動きを総合的に調整するということは、特に脳の発達を促す効果が大きいといわれています。
音楽に合わせて運動することで、身体的な発達を促すだけでなく、脳を活性化する効果があるとされ、全国の幼稚園や保育園で取り組まれているそうです。
しかし、情報番組の『スッキリ』で取り上げられた画像は、このような運動とは呼べないものでした。
問題になった動画とは?
スッキリで取り上げられていた画像をゲットしました。
両生類ハイハイだと。これは虐待だねこんな力強く上から押さえつけて
埼玉県の地域福祉課はこの映像だけでは虐待と判断できないって
あり得ないね、赤ちゃん泣いてるのに肘で力づくで押さえつけて、泣いているなら抱っこしてあやすだろ pic.twitter.com/rQKcmS47er— 裏音 (@xx_urane_xx) July 29, 2020
「両生類のハイハイ」というネーミングに、少しも関わっていない動きというか、赤ちゃん相手にレスリングか?というぐらいの押さえつけにしか見えません…。
ネットの反応は?
1歳になったら保育園預けるつもりだけど預けたい気持ちがなくなってしまう… 全部がそうではないのはわかっているけど、怖い。
朝からスッキリで、両生類ハイハイとやらを泣いてる赤ちゃんに強要して、押さえつけたり脚引っ張ったりしてる映像見て胸糞…💣可愛いチビちゃんがあんな事されたら、相手を生かしておけんかも☠️ww 保育園選びは慎重にせにゃならんな…
意味分からん! テレビで見たのはただの虐待! あんな事日常的にやってたかと 思うと何人もの赤ちゃんが犠牲に なってたと思う。 県もこの映像見て虐待じゃ無いとか 判断しかねる? 自分の子供がされても同じ事言えるか?
両生類ハイハイってなんやねん😇 無理やり上から押さえ付けて… 子供は泣いてるし…1歳とかでしょ? 信じられない🤦♀️保育士じゃない! こんなん自分ちの子供がされてたら 殺しに行くレベルなんだけど🔪💥 ただの虐待でしょ(∩´o`∩)ありえん!
保育園の園児(赤ちゃん)に無理やり両生類ハイハイさせてる動画見たけど、どう見ても虐待だよ。地域福祉課の担当もこの動画を見ただけでは虐待か判断できないって言ってるけど、自分の子供が同じことされても、そうやって言えるん?めっちゃ嫌がって泣き叫んでるんよ⁇ #両生類ハイハイ
両生類ハイハイ、すれば脳の活性化に良いとされていて、することを強制すること(子どもが自分の力ではなかなかできないから・・・)自体は反対しないし、虐待ではないと思うけど、 押さえつけるのは違うと思う。 #両生類ハイハイ #保育士です
両生類ハイハイの動画見てしまって辛い。 泣いてる子どもを肘で無理やり押しつけて。 人様のお子さんでもトラウマレベルなのに自分の子がこんなんされたらって考えるだけで涙出る😢
赤ちゃんないてるし かわいそう。あり得ん。腹立たしい。
これは虐待、朝から見るのもツライし、気分悪くなったというコメントが多々です・・・。
動画に移っていた女性保育士とは?
なぜ問題の動画が撮影されたのでしょうか?
撮影した園関係者によると、
園児は当時1歳前後で「しっかりと歩けるようになっていない園児に両生類のハイハイは危険だと思い、撮影した」
と話しています。
そして、複数の園関係者によると
「他の園児にも時々、同様の指導をしていた」
のだそうで・・・。
前々から園内でも「行き過ぎでは?」と思われていたようです。
今回の動画は保育園の同僚が撮影したようです。
動画に映っていた女性保育士の行為について、県小児保健協会に所属する小児科医は
「股関節が固定されていない年齢の子の腰から股関節にかけてを押しつけているので、脱臼を起こしてしまう」
と指摘しています。
やはり、「運動」とは呼べない行為のようです。
今回の加須市の保育園に子どもを預ける保護者の一人は
「説明を受けていない」
としています。
当の女性保育士は読売新聞の取材に対して
「子どもたちのためにやっていること。動画を撮った人が保育士だとしたら、私が何のためにやっているのかしっかり伝えられなかったのかもしれない」
と話しています。
今回問題になっている女性保育士についての画像や氏名などの詳細は、現在の所明らかにはされていません。
しかし、読売新聞オンラインによると、
今回の加須市の保育園を巡っては、市が昨年5、6月に臨時監査を実施したところ、当時の主任保育士に「虐待に当たると疑われる行為」があったことが判明。
また、市による臨時監査では、市からの委託費(年間約8200万円)などで用意すべき土曜保育の際の給食も提供していなかったほか、評議員会を開いたとする虚偽の報告文書の作成も明らかになった。
その後、当時の主任保育士や運営する社会福祉法人の理事長兼園長は退職した。
以前から、問題のある施設のようです。
まとめ
乳幼児向けの運動として「両生類のハイハイ」という運動が行われているそうです。
しかし、7月30日放送の『スッキリ』で埼玉県加須市の保育園の画像が取り上げられ、その保育士による「運動」が「虐待なのでは?」と注目されています。
ネットの反応は、これは虐待、朝から見るのもツライし、気分悪くなったというコメントが多々です。
この女性保育士は、他の園児にも同じような事をしていたといいます。
そして、この保育園に関しては臨時監査でも「虐待に当たると疑われる行為」が判明し、委託費などで用意すべき土曜保育の際の給食も提供していなかったほか、評議員会を開いたとする虚偽の報告文書の作成も明らかになっています。
このような実態が明らかになった保育園に、大事な子供を預けたくはないのが親心。
これからの方針はどのようになるのか、今後も注目です。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!