温泉巡りにスキーにスノーボードにトレッキングなど、蔵王を堪能した後はお腹も減りますよね。

でも、蔵王ってごはん屋さん探すの大変なんですよね…。
冬場のスキー場のごはん屋さんはランチ時は激混みですし…。
それに、スキー場のごはんっていいお値段しますもんね…。

そんなあなたにお手頃でとっておきなお店をお教えしましょう!

ぅわー!ありがとうございます!!

おススメのリーズナブルなお店を地元民がこっそりとお教えしますね。
ということで、今回は蔵王の温泉街のおすすめグルメを地元民がこっそりご紹介します。
山形在住の地元民がおススメする蔵王温泉のお手頃なグルメを紹介します!
今回の記事では蔵王温泉の中でとっておきの3軒のお店をご紹介しますね。
奥村そば屋
「今日のお昼は奥村さんのラーメンね♪」という感じで、蔵王温泉の地元民にはお馴染みのお店です。
『そば屋』はそば屋ですが…。
住所:山形市蔵王温泉953
蔵王温泉バスターミナルいうバスの駅からは「高湯通り」を上って徒歩で3分程です。
駐車場はありますが、3台ぐらいしか置けないので、混雑時は近くの有料駐車場を利用してください。
「奥村そば屋」さんということで「そば」屋さんという看板なのですが、こちらはラーメンが有名です。
山形はお蕎麦屋さんという看板でも、お蕎麦とラーメンを出すお店が多いのですが、奥村さんは
メニューにお蕎麦あったっけ?っていうぐらい、ラーメンのイメージしかありません。
というか、メニューはラーメン類のみです。
麺類という広い意味での「そば」屋さんです(笑)
シンプルな醤油ベースの『中華そば』は昭和感が漂う安定の美味しさ!
奥村そば屋さんでおすすめなのは、なんといっても『中華そば』(600円)です。
あっさりした醤油スープで、いかにも「中華そば」というビジュアルです。
具材は、チャーシュー、ネギ、メンマ、海苔、かまぼこです。
チャーシューはそれほどボリューミーっという訳ではないのですが、食べごたえがある感じです。
昔からなぜか海苔の部分に既にコショウがのっているのが特徴(?)です。
小さい頃はコショウがかかっていると辛いので、急いでコショウをスープにとかし、ふやけてドロドロになる前にいかに早く海苔を食べるかにエネルギーを注いでいました(笑)
地元民あるあるです(笑)
中華そばの麺は太過ぎず細すぎずな中太縮れ麺で、醤油ベースのスープに絡まり「ザ・中華そば」です。
昭和を知らない世代でも、なんだか懐かしの「昭和」を感じる味です(笑)
中華そばの大盛りもあります。
「中華そば」の他におススメは?
そして、さらにガッツリ食べたい方には、味噌ラーメンor塩ラーメンがおススメです。
こちらの味噌ラーメンと塩ラーメンは、現在流行になっている「二郎系」のラーメンが登場するよりもずっと前から野菜が盛りだくさんなのです!!
もやしにキャベツに人参などの野菜が麺の上にドッサリ&たっぷりのっています。
もちろん食べごたえのあるチャーシューも入っていますよ!
塩ラーメンはあっさりとした塩味ですが決して薄味ではありません。
味噌ラーメンも一般的な味噌ラーメンに比べるとコクがありながらもあっさり系です。
とにかく上にのっている野菜がてんこ盛りなので、麺に辿りつくまでが長い(笑)
見た目だけでもお腹いっぱいですが、野菜をたくさん頂けるのでヘルシーですね。
お店の営業時間やお店の雰囲気は?
お昼のみの営業で、11:00ぐらいから営業されていますが、スープがなくなり次第終了なので要注意です。
早い時には13:30ぐらいに営業終了となっている事もあります…。
お店は4人がけのテーブル席が4席とお座敷の席がありますが、広々という感じではありません。
スキーやキャリーケースを置く場所は店内にはないので、大きな荷物は外の入口付近に置くことになります。
以前は地元で出前もして下さったのですが、現在は「取りに来て頂ける方だけ」となっています。
お店はほぼお二人できりもりされているので、お店の方が注文を取りに来るというよりは「自己申告制」です。
常連さんは配膳のお手伝いをしたり、カウンターまで自分の注文したものを自ら取りに行くという光景も珍しくありません。
メニューに迷った時や困った時は、常連さんっぽい方に尋ねると良いですよ!
山口もち屋
お次に紹介するのは、「山口もち屋」さんです。
木造で昔懐かしい田舎感を漂うお店です♪お腹も心も癒されます♪
住所:山形市蔵王温泉35
お店は蔵王の温泉街の中心あたりです。
蔵王温泉バスターミナルからは「高湯通り」を歩いて5~6分の所にあります。
お店の前に駐車場がありますが駐車できるのは3台までですかね。
(混雑時は近くの有料駐車場をご利用してください。)
おススメなメニューは?
こちらでは、つきたてのやわらか~いお餅が頂けます。
メニューは、きなこ餅、あずき餅、ずんだ餅、くるみ餅など甘い系から、おろし餅、納豆餅、納豆おろし餅、海苔餅などのしょっぱい系、お汁粉やお雑煮もあります。
とにかくお餅はつきたてでやんわりフワフワしていて、「お餅ってこんなに食べられるんだ?」っていうぐらいペロリといけます(笑)
単品で注文もできますが、せっかく来たんだし、いろんな種類を楽しみたいですよね♪
そこでおススメなのが二色餅(650円)です。
食べたいお餅を二種類チョイスできます。
甘い系としょっぱい系を楽しむも良し、甘い系×2でスイーツで堪能するも良しです♪
全国的には「ずんだ餅」って仙台が有名みたいですが、山形でもフツ―にメジャーなんですよ。
もちろん山口もち屋さんでも名物です!
枝豆の香りがふんわりと香り、やさしい甘さのずんだ餅。
あったかいやわらかお餅にずんだの餡が絡んで、間違いなしの美味しさです!
ずんだ餅も美味しいのですが、個人的には、納豆餅、海苔餅、くるみ餅もおススメです。
東北以外の方は「お餅なのに納豆?」って思われるかもしれないんですが、山形ではこれまたメジャーなのです。
納豆と刻みネギにちょっと甘味のあるお醤油がやんわりのお餅に絡まって、これまたウマウマなんです!!
一押しメニューは??
そしてそして、地元民がダントツにおススメするのが「くるみ餅」です。
くるみの実を丁寧につぶして擦りおろして、独特のくるみの餡が作られています。
この甘くてとろりとしたくるみの餡がもう超絶に美味しいのです!!
これは甘いのがニガテな方も、絶対に食べた方がいいです!!
このくるみ餡は、ここだけしか出せないと言っていいほどの素晴らしさなんです!!
今や立派に成人なさってお酒飲みな方でも、幼い頃の「甘いお菓子が好きだった自分」を思い出させてくれる逸品です。
ホッコリするおかみさんがいらっしゃいます♪
こちらはお店のおかみさんがとても優しく穏やかな方で、おかみさんにお目にかかるだけでも、もうホッコリ癒されちゃうんですよ。
いつも調理場担当のようで、なかなかお目にかかるチャンスが少ないかも…。
おかみさんは物腰柔らかくて、とてもステキな方です!
ぜひ一度は訪れてみてくださいね。
きくち食堂
続いてご紹介するのは「きくち食堂」さんです。
蔵王の名物料理がこちらのお店に凝縮しています!
住所:山形市蔵王温泉710
蔵王温泉バスターミナル駅の目の前で、徒歩20秒もかからない所にあります。
お店専用の駐車場はありませんので、近くの有料駐車場をご利用してください。
『食堂』っていう名前だけど何がおススメなの?
きくち食堂さんは「食堂」という名前の通り、麺類、どんぶり、定食などがそろっています。
たくさん種類があるとどのメニューにしようか迷っちゃいますよね。
地元民がまずはこれ!!っというおススメメニューは、蔵王名物のジンギスカンです!
ジンギスカンって北海道が発祥の地だと思われているかもしれないですが、実はジンギスカンは蔵王温泉が発祥の地と言われています!
ジンギスカンのお肉は生のラム肉を使用されているので、柔らかいのに食べ応え十分です♪
モモ(1,200円)、肩ロース(1,600円)の単品もありますが、おススメは何と言ってもミックス(1,400円)です!!
お肉だけではなくて、焼き野菜もちゃんとついてきますよ。
プラス200円でごはんとお味噌汁が付くので、実質1,600円でジンギスカン定食が味わえちゃうんです!!
モモと肩ロースを両方楽しめてこの価格!!
1,600円でこのボリュームはお得ですよね♪
店主が手打ちする蕎麦もおススメ!
そして、入口ののれんにも書かれているようにこちらでは「手打ち蕎麦」が味わえちゃうんです。
店主さんが自ら手打ちされているんですよ!!
山形の蕎麦と言ったら、どこも「ハズレなし」と言われるぐらいですが、そんな中で「手打ち」な蕎麦が頂けるんです!
蕎麦と言ったら山形の人はなんといっても『板蕎麦』ですよね!
こちらの板蕎麦(1,200円)は、もう間違いない美味しさです!!
「板蕎麦って?」っと聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとボリューミーなもり蕎麦って感じです(笑)
「多いしちょっと食べきれないかも…」って思っちゃうかもしれませんが、これが案外食べられちゃうんですよね~(笑)
きくち食堂さんでは蔵王名物のジンギスカンと山形名物の手打ち蕎麦の両方を頂けちゃうという、とってもお得でステキなお店です♪
ぜひ一度足を運んでみてくださいね!