せっかく楽しみにきた温泉なのに、なんだかマナー違反の方がいらっしゃっると気持ちもゲンナリ…ですよね…。
せっかく温泉で癒されに来たのに…なんてがっかりしちゃいます…。
自分は大丈夫!っなんて思っていても、うっかり周りの人の迷惑になっちゃってるかも?
そこで、自分がマナー違反にならないためにも、気持ちの良い温泉の入り方お教えしますね!!
これを読んだら温泉マスター!【蔵王温泉入浴マナー編①】
入浴料を支払う。
まずは入浴料を支払います。
温泉の施設によりますが、受付(フロント)で入浴料を支払います。
「大人」と「子供」などの年齢区分や料金は施設によって異なりますので、その施設の料金に従って支払います。
施設によっては券売機の所もありますので、その場合は券売機でチケットを買ってから、受付(フロント)に出します。
※券売機ではおつりが出てくるのに時間もかかるので、小銭を多めに持っておくと便利ですよ!
そして、蔵王温泉には共同浴場という入浴施設が3箇所あります。
そちらは無人の施設なのですが、入口にはちゃんと『料金箱』が設置されています。
無人だからと言って無料(タダ)ではないので、きちんと料金を入れてからお入りください。
自分の靴は手で靴箱に入れる。
靴箱があったら、自分の靴をそちらに納めます。
「上がり框(あがりかまち)」というちょっと高くなっている所に上がる前に、「土間床」の部分で靴を脱ぎます。(下の画像では右側の緑色の部分ですね。)
近年外国の方が増えており、土足のまま「上がり框(あがりかまち)」(画像では真ん中の黄色っぽい部分です)に上がり、そこで靴を脱いで足で自分の靴を靴箱に入れられるという、とても器用な(?)方を多く目にしますが、日本の温泉のお風呂場はサッカー場でもサーカスの場でもございませんので、靴はご自分の手で靴箱に入れてください。
そして、入口に靴を脱ぎっぱなしにすると、他の方の邪魔になりますし、混雑した場合には大事な靴が踏まれてしまう可能性もありますので、きちんと靴箱に納めてくださいね。
長靴やブーツなど、靴箱に収まらない場合は、できるだけ隅の方に寄せて置きましょう。
そうすれば、他の方の邪魔にもなりませんし踏まれる心配もないですよね。
そして、サンダルやスリッパは施設の共用の物でない限りは他の方の物です。
決して勝手に履かないようにしてください。
脱衣場の棚は占領しないように!
脱衣場では荷物や着替えを置くために脱衣棚が設置されている所が多いです。
脱衣かごが置いてある所もありますが、一人で何箇所も占領するのはやめましょう。
蔵王はスキーやスノーボードに来たついでに温泉に寄っていく方も多いかと思います。
スキーやスノーボードのウェア類はかさばってしまい、場所も多く取ります。
入浴する際はできるだけウエア類などの衣類や荷物は少なくしておくと良いでしょう。
混雑時はなおさら「ゆずりあい」の気持ちが大切です。
脱衣場は貴重品を保管できない所も多いので、予め貴重品は宿のお部屋や自分の車の中に置いてから、お風呂に入るための必要最低限のお風呂グッズを持参するのがベストです。
また、雪で濡れたウエアなどを乾かすために脱衣かごや棚から衣服を垂れ下げて干すのも、他の方に迷惑になりますのでやめましょう。
ウエアに雪がついたままの状態ですと、あたたかい脱衣場でどんどん雪が溶けてしまい、他の衣類や床なども濡れてしまう原因になります。
冬場は特に、施設に入る前にウエアの雪はきちんと払ってから施設内に入りましょう。
脱衣場やお風呂場では見ず知らずの方でも「こんにちは」とか「こんばんは」と挨拶をして下さる方がいらっしゃいます。その際は、きちんと挨拶を返すようにしましょう。
これも何かのご縁です♪そこから話が弾むこともしばしばあります。
お互いに楽しく気持ちよく過ごすきっかけにもなりますよ。
ドアはきちんと閉めてください!
脱衣場に入る入口、お手洗いのドア、お風呂の引き戸など、全開はもちろんのこと、中途半端に開けっぱなしはよろしくありません…。
脱衣場の入口が開けっ放しだと、外から中が丸見えなんてことになってしまいます…。
最近はお手洗いのドアが開けっ放しにされている事も多いのですが、衛生的にもよろしくありません。
ドアは「内」と「外」の区切りです。
お風呂から上がったばかりの方には、外から入る冷たい風でせっかくあったまった体も冷えることになりますので、ドアは開けたらすぐにきちんと閉めてください。
ロングヘアーはまとめてアップしましょう!
髪の毛の長い方はきちんと髪をまとめましょう!
温泉のお湯に長い髪が浸ると、多少なりとも温泉のお風呂の汚れが付着してしまいます。
男女関係なく、見た目もよろしくありませんし、他の方の気分を害する可能性があります…。
何よりも髪の毛に温泉の香り(硫黄の香り)がついてしまいますので、温泉に入る前にきちんと髪をまとめてお湯に浸からないようにしましょう。
いかがでしたか?
次はいよいよ、入浴マナー編②です!!